米国女子ツアー「ザ・スタンダード・ポートランド・クラシック」WOWOWで連日生中継

1972年に創設され、メジャー以外では最長の歴史を誇る「ザ・スタンダード・ポートランド・クラシック」が今年で53回目を迎える。舞台は1925年にA・V・マカンが設計したコロンビア・エッジウォーターCC。樹齢を重ねた木々が各ホールを隔て、ドッグレッグや緩やかな起伏が高度なマネジメントを要求する戦略性の高いコースだ。

シーズン終盤戦の同大会は、これまで日本勢と好相性！

過去には1986年の岡本綾子、2010年の宮里藍、2012年の宮里美香と、日本勢が優勝を飾ってきた好相性の大会。今年は竹田麗央、岩井明愛・千怜、勝みなみ、渋野日向子ら9選手が参戦する。

WOWOWでは大会全日程を生中継し、さらに日本人選手のプレーに特化した『日本人選手専用カメラ』をWOWOWオンデマンドでライブ配信する。

日本勢9選手のコメント

竹田麗央

今週のコースの印象は、「グリーンがやわらかくて、結構ウェッジとか戻ったりもするんですけど、このグリーンのスピードはある気がするので、その辺を注意して回れたらなと思います。」
このコースのキーポイントは、「短いパー５などが結構チャンスホールになるところがいくつかあるので、しっかりそこでバーディが取れたら流れもついてくるかなと思ってます。」
シーズンも終盤戦、目標は、「メジャーは終わってしまったんですけど、アメリカでの試合が残ってたり、あと10月はアジアシリーズとかもあるので、またそこに向けて頑張りたいなと思います。」

岩井明愛

コースの印象は、「フェアウェイもグリーンもすごい綺麗で好きですね。」
コースマネジメントについては、「距離的にドライバーを持ったらリスキーなホールもあるので5番ウッド、5番ストロングアイアンになるかもしれないんですけど、まあうまくマネジメントしながら。風もそこまで今週は強くない感じだと思うので、比較的ピンを狙っていけるような試合になるかなと思います。」
今のショット感覚は、「悪くもなく良くもなく、まあ良い感じですね。」
コースのキーポイントは、「ショット、パット、です。やっぱりピンまでちゃんと打ってきた選手でパターもアグレッシブな方が上位にいくんじゃないかなと思います。」
終盤戦の目標は、「残り10何試合か多分あると思うんですけど、その中でも今年の目標としてはやっぱり優勝なので、まだチャンスはあると思っているので気を抜かず1試合1試合ベストを尽くして頑張りたいです。」

岩井千怜

今週のコース、印象は、「フラットなんですけど、ラフがその分ねちっこいというか厄介なラフがあるイメージです。あとグリーンを外した時のリカバリーが難しいなっていうイメージですね。グリーンも結構速いです。」
ポイントになるのは、「パー５ですね。結構短いところが何個かあるので、そこでセカンドショットを流れ良く、バーディをどんどんどん狙えるプレーをしていくことだと思います。」
コンディションは、「調子はちょっと悪めです。今はスイングを探している最中なので、試合中でもいいショットを打てるといいなという期待も込めて楽しみながら頑張りたいと思います。」
シーズンも終盤戦、目標は、「ちょっとでも世界ランキング上位に上がれるように、今はそういう目標ですね。」

勝みなみ

現在のコンディションは、「やっぱり時差ボケはちょっと感じますね。あとはやっぱり1週間ゴルフしていなかったので、クラブ触れてない感じはあります。」
コースの印象は、「そんなに悪い印象はないので上位を狙って頑張りたいなと思うんですけど、ちょっとティーショットが構えづらいホールが多くて。結構ティーグラウンドが斜めっていたり、木とかもせり出しているホールもあるので狭く見えたりとかして、ちょっと打ちづらいところもあるので、気をつけていきたいと思います。」
コースの鍵となるのは、「ロングホールというか、パー５でしっかりバーディ取っていくのと、あとは短いホールも多いので、そこでしっかりバーディをいくつ取れるかが、鍵になるかなと思います。」
終盤戦、目標は、「やっぱり先々週にいいプレーをして、シードも決まったし、（10月の）アジアシリーズも、CME（１１月の最終戦）」にも出れそうなので、あとはもう優勝を狙ってガンガンいくだけだと思っているので、そこだけを目指して頑張りたいと思います。」

笹生優花

久しぶりのコース、印象は、「まあ変わってないですし、相変わらずコンディションもすごくいいので楽しみです。」
グリーンコンディションなどは、「速いと思います。」
コースマネジメントは、「もちろん良いショットは打ちたいですが、トリッキー過ぎてややこしいホールはあまりないので、意外とそんなに難しく考える必要はないかなと思っています。」
終盤戦、目標は、「1試合1試合やることしっかりやって頑張りたいと思います。」

渋野日向子

改めてコースの印象は、「本当に綺麗なコースですし、グリーンも全英AIG女子オープンと比べるとすごく早いので、距離感を合わせるのに必死です。」
コースのキーポイントは、「ショットが止まる分しっかり狙っていきたいなと思いますし、バッティングが入ってくればいいなと思います。」
今のショットの感覚は、「まぁいつも通り試合になってどうかなぁという感じです。そんなに悪くはないと思いたいです。」
終盤戦、目標は、「本当にシード権がなかなか怪しいところなので、しっかりポイント稼げるように上位を目指して頑張りたいです。」

吉田優利

今大会の準備については、「インドアだったので球筋と数字見つつ、あとは自分の感覚とのすり合わせをしていて、パターもラインが出るやつをやらしてもらったりとかして、色々チェックできた1週間だったかなと思います。」
ショットの感覚は、「日に日に良くなっていっているなという感じはあるし、あとはスコアメイクの部分とマネジメント部分になってきちゃうんですけど、だいぶいい状況に近づいてきてはいるので、ショットでまずはチャンスにつけてストレスなく流れ良く回りたいなとは思っています。」
終盤戦、目標は、「（１０月の）アジアシリーズに出たいので、そこに向けて少しでも上行けたらいいなと思っています。」
今週の意気込みは、「なんかすごいアメリカ久しぶりな感じがして、こういうカラッとした天気ですごくいいコースでやれるし、自分のゴルフも良くなってきていて、全部が上向きな感じがするのでそこをプラスに捉えて。良いプレーができるように準備はしっかりしたと思うので、しっかり休んで明日に向けてまた準備したいと思います。」

馬場咲希

大会に向けた準備は、「今週ウェッジを新しく変えたのでそこの距離感とかの練習とか、あとはショットの練習をちょっと多めにやりました。」
コースの印象は、「ちょっと狭めで、イギリスでやっていたので木があるゴルフ場っていう印象が強くて。あとグリーンの硬さが最初ラウンドした時よりもちょっと硬くなっている感じはあるので、そういうところがちょっとまだ合っていない感じがあるので明日からは合わせるようにしたいです。」
コースのキーポイントは、「グリーンの大きさの半分ぐらいが全部傾斜のところとかあって、ピンが切れるところとかもちょっと少ないなというホールもあったので、そういうところで傾斜使って寄せたりとか。あとはロングが短いところとかもあるので、そういう所はバーディを取りたいなと思います。」
終盤戦、目標は、「目標はあるんですけど、なんか自分的にはそれを意識しすぎるとこの試合、1試合1試合にちょっと集中できない感じがこれまであったので、あんまりそこを意識しすぎずに、今週の課題とちゃんと向き合って試合できれば一番良いなって思っています。」

西村優菜

試合に向けた準備は、「日本で1試合出たんですけど、コーチに担いでもらって、ゴルフ場の中で動きがどうなっているとか、気持ちの持っていき方がどうなっているとか、たくさん話しながらできたので、そこからフィードバックをして、また練習してというサイクルでできました。ショットの部分も不安だったんですが、すごく良くなってきていると思いますし、ゴルフ自体のレベルは1つ上がったんじゃないかなと思います。」
コースの印象は、「2年ぶりなんですけど、狭いというのが1番の印象なんですが、コースの雰囲気とか芝の感じとかは結構好きなので、いい雰囲気で回れたらなぁと思います。」
コースのキーポイントは、「パー5も狙っていけるホールがいくつかあったので、そこを取りこぼさないようにできたらいいなと思います。」
今週に向けて意気込みは、「自分のゴルフをしっかりコース内で出せるように頑張りたいですし、ここから大事な試合は続くんですが、とにかく楽しみながらできたらいいかなと思います。」