大箱根カントリークラブが天然芝打席「SHIBAHUプレート」導入

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リアルな打感と環境配慮を両立

大箱根カントリークラブ(神奈川県足柄下郡箱根町)が、全国のゴルフ場で初となる天然芝打席「SHIBAHUプレート」を導入した。人工芝マットでは年に数回の交換が必要で、廃棄物も多く発生するが、この新システムは天然芝を使用することで産業廃棄物を大幅に削減。さらに、実際のコースに近い感触で練習できるのが最大の魅力だ。

「SHIBAHUプレート」は縦70cm×横30cmの芝生キットを専用打席に設置して使用。100前後のスコアを持つゴルファーなら、1枚で40〜60球のショットが可能だという。使用後の芝は回収され、工場で再生。再び天然芝としてリユースされるという循環型の仕組みを採用しており、環境負荷の少ない練習環境を実現している。

現在は全20打席のうち1打席で試験導入中。今後は利用状況を見ながら拡大を検討していく予定だ。大箱根カントリークラブは「ゴルファーにも自然にも優しい運営」を掲げ、今後も環境配慮型の取り組みを積極的に進めていくとしている。

SHIBAHUプレート概要

開始日:2025年10月10日
内容:縦70cm×横30cm(厚み約5cm)の天然高麗芝グラスプレート
料金:1枚 1,000円(税込)
協力:SHIBAHU(シバフ)

SHIBAHUは東京都瑞穂町に拠点を置くスタートアップ。天然芝プレートを通じて「本物の打感」と「サステナブルな練習環境」を提供し、廃棄人工芝の削減や資源循環を目指している。大箱根カントリークラブはその全国初導入施設となる。

大箱根カントリークラブ

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246
コース:OUT 3,400y/IN 3,804y/TOTAL 7,204y
設計者:大谷光明・浅香鳩彦
アクセス:東名高速道路 御殿場I.C.から約20分
公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/golf/daihakone/

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