2030年、ジュメイラ ゴルフ エステーツに誕生
マンダリン オリエンタル ホテル グループは、2030年にアラブ首長国連邦ドバイで同グループ初となるゴルフリゾート「マンダリン オリエンタル ジュメイラ ゴルフ エステーツ ドバイ」を開業すると発表した。これにより、同グループがドバイで展開するホテルは3軒目となる。
新リゾートは、高級住宅とゴルフコミュニティを兼ね備える「ジュメイラ ゴルフ エステーツ」の拡張開発プロジェクト「ネクスト・チャプター」の一環として建設される。客室121室とスイートに加え、97戸のレジデンスを併設。宿泊者や居住者は専用ラウンジやプール、フィットネスエリアなどの施設を利用でき、ホテルとレジデンスが融合した新しいスタイルの滞在を提供する。
ウェルネス分野も大きな魅力だ。受賞歴のある「ザ・スパ・アット マンダリン オリエンタル」を中心に、約5,000平方メートルにおよぶ専用エリアを展開。瞑想スペース、複数のプール、バーバーやサロンを備え、滞在者に心身を整える多彩なプログラムを用意する。
ゴルフ関連施設は世界水準。18ホールのチャンピオンシップコースに加え、ドライビングレンジやアカデミー、クラブハウスを整備し、初心者から上級者まで幅広く楽しめる環境を整える。さらに、乗馬が体験できるエクエストリアンセンターや、子ども向けのキッズクラブや託児施設も導入され、家族での長期滞在にも対応する。
食の選択肢も豊富で、館内には6つのダイニングが設けられる。ホテル内のレストランだけでなく、クラブハウスのレストランやハーフウェイハウスも含まれ、シーンに合わせた食体験が可能となる。また、大宴会場や屋外会場も整備し、社交の場や国際的なビジネスイベントにも対応する。
マンダリン オリエンタルのCEO、ローラン・クライトマン氏は「当グループ初の本格的ゴルフリゾートであり、ドバイにおける重要な節目となる」とコメント。共同開発を担うワスル・グループのヘシャム・アブドラ・アル カシムCEOも「未来都市ドバイのビジョンを体現し、新世代に向けたライフスタイルを定義する」と語っている。
2030年の開業を目指すこのプロジェクトは、ラグジュアリーホスピタリティにゴルフ、乗馬、ウェルネスを融合させた世界的にも稀少なデスティネーションとして注目を集めそうだ。
マンダリン オリエンタル ホテル公式サイト
https://www.mandarinoriental.com/ja