社長の「趣味」1位はゴルフ。若手層ではサッカー、アウトドアが急上昇

帝国データバンクが発表した「2025年 社長の趣味」調査によると、2025年も“社長の定番趣味”はゴルフが首位を獲得した。
約10万社の代表者データを分析した結果、46.35%の社長が「ゴルフ」と回答。依然としてトップを維持しているものの、過去5年間で2.32ポイント減少しており、若い世代を中心に“ゴルフ離れ”の兆しも見られる。

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定番の「読書」「釣り」は減少傾向に

2位は「読書」(12.19%)、3位は「釣り」(8.63%)と、上位3位はいずれも安定の顔ぶれ。しかし、いずれも回答率は減少傾向で、社長層のライフスタイルが変化しつつあることを示している。

一方で、「サッカー」(2.92%)や「野球」(5.21%)に加え、「オートバイ」「アウトドア」など、アクティブな趣味が前年より伸びを見せた。

若手社長では「サッカー」「プログラミング」も人気に

年代別に見ると、全世代で「ゴルフ」が1位を守る一方、70代では54.69%がゴルフと回答するのに対し、30代以下では3割未満にとどまった。

若手層では「サッカー」「野球」といったスポーツ系に加え、「プログラミング」「ゲーム」「映画」などのインドア趣味が台頭。さらに20代では「クルマ」「オートバイ」など、モビリティ関連の趣味も人気を集めている。

“スキーブーム世代”の名残も

50代以上では「読書」「釣り」に加えて、「スキー・スノーボード」などウィンタースポーツが上位にランクイン。70〜80年代のスキーブームを経験した世代の特徴が反映されているとみられる。

帝国データバンクは、「社長の趣味はビジネスや社交の変化を映す鏡。今後はより多様な趣味が登場し、企業文化や交流のあり方にも影響を与える可能性がある」と分析している。

帝国データバンク『2025年「社長の趣味」調査』
https://www.tdb.co.jp/report/industry/20251112-hobby25y/

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