ゴルファーの「足・膝・腰」の悩み
ラウンドの翌日、「足裏がジンジンする」「膝が重い」「腰が固まる」──これ、40〜50代ゴルファーの“あるある”です。年齢や体重のせいにしがちですが、実はゴルフは見た目以上に足腰へ負担がかかるスポーツです。
ゴルフは“歩く有酸素運動”+“ねじるスポーツ”
18ホールを普通に歩いて回ると、消費カロリーはおよそ800〜1,500kcalほどに達すると言われています(ラウンド時間や体重によって変動)。海外の医療機関の記事では「カートに乗っても18ホールで最低500kcal、歩いて回ると1,200〜1,600kcalを消費する」と紹介されており、ウォーキング〜軽いジョギングに匹敵する運動量だと考えられます(参考:Right as Rain by UW Medicine)。
つまりゴルフは、「のんびり歩いているように見えて、実はしっかりカロリーを消費する中強度の有酸素運動」であり、その多くを“足で稼いでいる”スポーツだということです。ここに、スイングのたびに発生する強い回旋動作と、芝や傾斜など不整地での歩行が重なることで、足・膝・腰への負担がじわじわ蓄積していきます。

ゴルフ障害で最も多いのは「腰」まわり
一方で、ゴルフ関連のケガ・障害をまとめたスポーツ医学系の論文やレビューでは、共通して「腰部(腰椎)のトラブル」が最も多い部位として挙げられています。複数の疫学研究を整理したレビューでは、
- ゴルフによる障害のうち、腰部が占める割合はおおむね約25%前後(18〜54%という報告もあり)
- アマチュアでは15〜35%程度がゴルフに関連した腰痛を経験
- プロゴルファーでは、キャリアのどこかで腰痛を経験する人が約半数に達する
といった数字が示されています。(参考:Asian Journal of Sports Medicine “Golf-Related Low Back Pain: A Review of Causative Factors and Prevention Strategies、サイエンスダイレクト、FX Physical Therapy “The Facts About Low Back Pain and Golf” )
腰だけでなく、足関節・膝関節・股関節など下半身の関節や、足底の痛み(足底腱膜炎など)もゴルファーに多い症状として報告されています。これらは、
- 片側方向へのくり返しのスイング(回旋ストレス)
- 長時間の歩行とカートの乗り降り
- つま先上がり/下がり・つま先下りといった不安定なライ
- コースまでの移動や練習場通いを含めた“累積負荷”
といった要因が積み重なることで起こる“オーバーユース(使いすぎ)障害”の側面が強いと言われています。
「年齢」や「体重」だけのせいにしないために
こうしたデータを踏まえると、ゴルフでの足・膝・腰の悩みは「単に年齢のせい」「運動不足だから」と片付けてしまうには、ややもったいない側面があります。
実際には、
- どれだけ長時間・長距離を歩いているか
- その歩行やスイングで、足裏〜膝〜腰にどんな負荷がかかっているか
- その衝撃やねじれを、どれだけシューズのクッション性と安定性で“受け止めてあげられているか”
といった「足元の設計」が、カラダの上側に乗っている負担を大きく左右しているからです。
クッション性が乏しく、ソールがすり減ったシューズで18ホールを歩けば、地面からの衝撃はそのまま足首→膝→腰へと伝わっていきます。逆に、適切なクッションと安定性を備えたシューズであれば、同じスイング・同じ歩行でも、足腰に届く負担は確実に軽くなります。

ゴルフは「見た目よりもずっと歩くスポーツ」であり、足・膝・腰への負担は医学的にも決して小さくありません。ゴルフの負担はラウンド中だけでなく、練習場の行き帰りや移動、旅行、そして体力づくりのウォーキングまで含めた“ゴルフ生活”で積み上がります。だから足元の見直しは「ラウンド中の一撃対策」ではなく、疲労を残しにくくする“土台づくり”として効いてきます。
次の章では、「ランニングやウォーキングの習慣が、なぜゴルフのスコアアップにつながるのか?」という視点から、体力づくりとゴルフパフォーマンスの関係をもう少し具体的に見ていきます。
ランニング&ウォーキングがスコアアップにつながる仕組み
ランニング/ウォーキング習慣がゴルフに効くポイントは3つです。①後半の歩きでバテにくくなる、②フォームが崩れにくくなる、③翌日に疲れを残しにくくなる、そして、この習慣を続けるうえで“いちばん現実的に効く道具”がシューズです。
1)まず前提:有酸素+筋トレは「疲れにくい体」の土台になる
健康づくりのガイドラインでは、成人は「中強度の有酸素運動」を継続しつつ、週2〜3日程度の筋力トレーニングも取り入れることが推奨されています(参考: 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」)。
この「有酸素+筋力」の組み合わせは、体力(心肺持久力)と筋力の両方を底上げしやすく、ゴルフで言えば“終盤のフォーム崩れ・集中力低下”を起こしにくい体を作る方向に働きます。
2)有酸素運動が効く理由:体脂肪・心肺持久力が変わる
ゴルフの“スコア”は技術が大前提ですが、体脂肪が落ちて動きが軽くなると、「後半も脚が残る」「ラウンド翌日のダメージが減る」といった形で、プレーの再現性に効いてきます。
3)筋トレが効く理由:スイングの「速さ」と「ブレ」に関係する
ゴルフのパフォーマンス研究では、クラブヘッドスピード(≒飛距離の土台)が、下半身・体幹を含む複数の身体特性と関連する、という系統的レビュー(メタ分析)があります(参考:PubMed Central “Associations Between Physical Characteristics and Golf Clubhead Speed: A Systematic Review with Meta-analysis” )。
要するに、ランニングや筋トレは「健康のため」だけではなく、スイングを支える体力・筋力を作ることで、結果的に“スコアに影響しうる土台”になる、ということです。
4)「歩く」だけでも差が出る:カートより活動量が上がる
「ラウンドはカート派」という人も多いですが、歩くかどうかで運動量は大きく変わります。歩行ラウンドとカートラウンドを比較した研究では、歩行のほうが歩数・活動による消費カロリーが有意に高く、心拍数もラウンドを通じて上がりやすいことが報告されています(参考:PubMed “Riding a Golf Cart Versus Walking: A Study on the Physiological Responses” )。
5)ここで重要になるのが「足元」:走る・歩く習慣はシューズで差がつく
この“継続”を支えるのが、実はシンプルにシューズです。クッション性や安定性、フィット感が合っていないと、歩くたびに足裏が痛い・膝まわりが気になる・すぐ疲れるといった不快感が先に立ち、ウォーキングや軽いジョグが続きにくくなります。だからこそ、ゴルフのスコアアップに効く「体力づくり」を習慣化したいなら、まずは走る・歩くための一足を整えるのが近道です。
ランニング/ウォーキング+軽い筋トレは、体脂肪・持久力・筋力といった「疲れにくさの土台」を作り、ラウンド終盤の再現性に効いてきます(参考:CDC “Adult Activity: An Overview”)。ここで大事なのは、ゴルフシューズを置き換えることではありません。ゴルフのための体力づくり(歩く・軽く走る)や、練習・移動・旅行の歩行を支える“歩くための一足”を整えることです。その用途に強いのが、走る・歩く負荷を前提に設計されたランニング専門ブランドです。
次章では、「なぜ“ランニング専門ブランド”を選ぶ意味があるのか?」という観点で、BROOKSという選択肢をゴルファー目線でつなげていきます。
なぜ“ランニング専門ブランド”を選ぶべきか?ーBROOKSの強み
ゴルフ用のシューズは持っているけれど、「練習場の行き帰り」「ラウンド前後の移動」「旅行先での街歩き」まで含めると、意外と“歩く時間”が長い──そんなゴルファーは多いはずです。そこで効いてくるのが、走る・歩くために設計された“ランニング専門ブランド”という選択肢です。
1)ランニング専門ブランドが強いのは「衝撃」と「疲労」を前提に作っているから
ランニングシューズは、着地のたびに体重の何倍もの衝撃が繰り返し入ることを前提に、ミッドソール(クッション)・安定性・フィット感が細かく設計されています。ゴルフはランほどの衝撃は少ない一方で、長時間の歩行+不整地(芝・傾斜)+スイングのねじれが積み重なるスポーツです。つまり「一撃の衝撃」より「じわじわ溜まる疲労」が問題になりやすく、ここに“歩く・走るための設計”が相性よくハマります。
2)BROOKSは“老舗×専門性”のど真ん中にいるブランド
BROOKSは1914年にフィラデルフィアの小さな工場からスタートし、当初はバレエシューズや浴用シューズを作っていた、という歴史を公式に公開しています。
そしてBROOKSは、ランニングシューズの進化を語るうえで外せない技術要素のひとつであるEVA(ミッドソール素材)について、1970年代に“業界で初めて導入した”旨を自社の年表で明記しています。また、ランニングシューズ史をまとめたRunner’s Worldの記事でも、1975年にBROOKSがEVAミッドソールを採用したことが記載されています。さらにBROOKSは、1980年に「通気性のあるGORE-TEXアッパー」を搭載したシューズを出したことを自社年表で紹介しています(参考:Brooks Running「Our History」 )。
「長く続いている」だけでなく、クッション・快適性・環境対応といった“走る人が困るポイント”に対して、継続的に答えを出してきたブランドだと捉えるのが自然です。

3)「アメリカでNo.1」には、ちゃんと根拠がある
BROOKSは公式リリースで、2023年の米国小売における成人向けパフォーマンスランニングフットウェア市場で通年21%のシェアを持ち、四半期ごとにNo.1の座を維持したと発表しています(参考:Brooks Running News “Brooks Running Delivers Record Revenue in 2023” )。
「みんなが知ってる総合スポーツブランド」ではなく、“走る”にフォーカスしてNo.1を取りにいっているのがBROOKSの強さです。
4)ゴルファー目線で刺さるのは「フィット感・クッション・安定性・耐久性」
ここまでの話をゴルファー向けに一言でまとめると、BROOKSは「足元のストレスを減らして、行動量を増やしやすい靴」です。
ラウンド当日だけではなく、
- ラウンドの行き帰り(駅〜クラブハウスの移動)
- 練習やウォーキングの習慣化
- ゴルフ旅行での街歩き
まで含めた“日常の足腰負担”を下げられると、結果として「疲れが残りにくい」「翌日に響きにくい」方向へ寄せやすくなります。
「ランニング専門ブランドを選ぶ理由」=“歩く・走る負担”に強い設計思想を、そのままゴルフ生活に転用できるからです。BROOKSは1914年創業の歴史を持ち、EVA導入やGORE-TEX採用などの技術系トピックも年表で公開しており、さらに2023年に米国小売で成人向けパフォーマンスランニング市場No.1(21%)を公式に発表しています。
次の章では、BROOKS公式のラインナップを前提に「ゴルファーの目的別・レベル別」で、どのモデルを選ぶと失敗しにくいかを具体的に整理します。
ゴルファーのためのBROOKSランニングシューズ選び
ゴルファーがBROOKSを選ぶときは、「どれが一番人気?」よりも“自分が一番つらくなる場面”から逆算するのが失敗しにくいです。ラウンドで足腰が重くなる人は「クッション」、着地がブレる人は「安定」、走力アップ目的なら「スピード」、出張や旅行兼用なら「長時間の快適さ」を優先すると選びやすくなります。
まず押さえる:選び方の4軸(ゴルファー向け)
- クッション重視:ラウンド後に足裏・膝・腰が重い/歩く距離が長い人向け
- 安定性重視(スタビリティ):足首が内側に倒れやすい/膝がブレやすい人向け
- スピード重視:ジョグ以上で走れるようになりたい/テンポ走・インターバルもやりたい人向け
- 日常・旅行兼用:ランもするけど“1日履ける快適さ”を外したくない人向け
ここからは、この4軸に沿って「代表モデル」を紹介します。
【万能・迷ったらコレ】Ghost 17|“クセがなくて使いやすい”定番クッション
「練習後に軽く走りたい」「普段履きも兼ねたい」「まず一足目で失敗したくない」ならGhost 17が無難です。
Ghost 17はミッドソール素材として“DNA LOFT v3”を搭載し、前作より厚みを増やして足への負担軽減をうたっています。また、ドロップ10mm設定で“自然な足運び”をサポートする設計が説明されています。
向いている人:まず週1〜2回のジョグ/練習場の行き帰りも含めて“オールラウンド”に使いたい

【歩く距離が長いゴルファーへ】Ghost MAX 2|厚底クッション+“転がる感覚”で移動がラク
「18ホール歩くと脚が終わる」「ラウンド後半の足裏がつらい」タイプは、厚底クッションのGhost MAX 2がハマりやすいです。
Ghost MAX 2は“DNA LOFT v3”フォームを厚底に搭載し、足裏の圧力や地面からの衝撃を軽減する旨が記載されています。さらに、独自のカーブ構造“GlideRoll Rocker”で、接地から蹴り出しまでの移行をアシストすると説明されています。
向いている人:歩行多めのラウンド派/旅行・出張でも1日履ける一足が欲しい

【とにかく“クッション最優先”】【Glycerin MAX】|BROOKS史上“最厚”クラスのクッションで疲労を残しにくく
膝・腰が気になって「まず衝撃を減らしたい」なら、Glycerin MAXは候補に入れる価値があります。
Glycerin MAXは最新フォーム“DNA Tuned”を搭載し、かかとは衝撃吸収寄り/前足部は蹴り出しサポート寄りになるよう気泡設計が説明されています。また、前足部39mm・かかと45mm厚で“BROOKS史上最も厚いクッション”と記載されています。加えて“Glide Roll Rocker”によって重心移動をスムーズにし、安定感を保ちながら楽に走れる感覚を目指す構造が説明されています。
向いている人:ラウンド翌日のダメージを減らしたい/ウォーキング&LSD中心で体力づくりしたい

【ブレを抑えて安定】Adrenaline GTS 25|GuideRails搭載の“スタビリティ”定番
「足首が内側に倒れやすい」「膝がブレる感覚がある」人は、スタビリティ系のAdrenaline GTSが選択肢になります。Adrenaline GTS 25は“GuideRails”テクノロジーで余分な動きを抑え、自然な動きの経路で身体をサポートする旨が記載されています。ミッドソールには窒素注入の“DNA LOFT v3”を搭載し、ソフトでなめらかな履き心地をうたっています。またアップデートとして、前足部クッション+3mm/かかと+1mm、ドロップ10mmの記載があります。
向いている人:フォームが崩れやすい自覚がある/“安定感がない靴”が苦手

【走力UP・テンポ走向き】Hyperion MAX 3|二層フォーム+プレートで“速さの練習”に寄せた一足
「ゴルフのために体力を上げたい → どうせなら走力も伸ばしたい」なら、トレーニング寄りのHyperion MAX 3が面白いです。Hyperion MAX 3は“DNA GOLD”と“DNA FLASH v2”の二層ミッドソールに、推進力を高める“SpeedVaultプレート”を組み合わせることで、クッション性・安定した着地・スムーズな重心移動・力強い蹴り出しを同時に目指す説明があります。また“Rapid Roll ロッカー”構造で、かかとからつま先への重心移動をスムーズに促す旨が記載されています。
向いている人:ジョグ以上で走れる/“速さの練習”もしたい(テンポ走・距離走)

【芝・未舗装路も視野に】Cascadia|山道まで想定した“万能トレイル”系
河川敷や公園の土の上で走ることが多いなら、トレイル系のCascadiaも候補です。公式のモデル紹介では、Cascadiaは「山道を何マイルでも快適に過ごせるよう設計」「初心者から上級者まで使える万能モデル」と説明されています。
向いている人:舗装路以外も走る/雨上がりの路面が不安/アウトドア寄りのトレーニング

ゴルファーは「歩く疲労」と「走る目的」を分けて選ぶと外しにくい
- ラウンドの歩行疲労を減らしたい → Ghost MAX 2 / Glycerin MAX
- まず一足で万能にいきたい → Ghost 17
- ブレを抑えて安定したい → Adrenaline GTS 25
- 走力アップも狙いたい → Hyperion MAX 3
ランニング習慣&BROOKSシューズで“疲れにくいカラダ”へ
ゴルフは「カートでも最低500kcal、歩くと1,200〜1,600kcalを消費する」という見立てもあり、見た目より“歩く運動量”が大きいスポーツです。18ホールの運動強度は平均心拍数から推定して最大酸素摂取量(VO2max)の約35〜41%、消費は合計960kcal以上と報告されており、「そこそこ負荷のある有酸素運動」として成立しています。だからこそ、週1〜2回のウォーキング/軽いジョグ+最低限の筋トレで「終盤の疲れ」「翌日の足腰ダメージ」を減らしやすく、継続のカギは“足元(シューズ)”にあります。
まずは「週1〜2回、20〜30分歩く」からでOKで、成人の身体活動の考え方(歩行=3メッツ相当など)もガイドで整理されています。(参考:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(成人版)」)
余裕が出たら、スクワットやヒップヒンジなど“下半身+体幹”を週2回だけ足すと、スイングの安定にも効きやすいです。(参考:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨事項一覧」)
BROOKSは2023年に「米国小売の成人パフォーマンスランニングフットウェア市場で21%シェア」を公式に発表しており、“走る・歩く”で選ばれているブランドだと位置づけらます。だからこそ、ゴルフのために「まず歩く・軽く走る習慣をつけたい」「ラウンドや練習の移動でも足腰の負担を減らしたい」と考える方にとって、BROOKSは“足元への投資”として試す価値が高い一足です。いきなりハードに走る必要はありません。週1〜2回のウォーキングや、10〜20分の軽いジョグからでも十分です。気になったモデルがあれば、まずは公式サイトでラインナップを確認して、ご自身の目的に合う一足を選んでみてください。









