2025年は、人々が自身の身体のコンディションと向き合う姿勢が、これまで以上に具体性を帯びた一年となったようだ。今回、“身体ケア”の意識が次の段階へ向かったことを「ザムスト/メディエイド」(日本シグマックス株式会社)のリポートから紐解いてみたい。
リカバリーウェア市場の成長の背景にあった出来事
暑熱対策は“個人対応”から“前提条件”へ


記録的な暑さが続いた2025年。職場での熱中症対策が法的に義務化されたこともあり、もはや暑熱対策が「各自の工夫」に委ねられるものではなくなった。
スポーツ現場では、冷感アイテムの需要が大きく拡大し、製造・物流などの現場においても、身体冷却ウェアが快適性向上だけでなく、事故や体調不良を未然に防ぐための装備として導入が大きく進んだ。
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足元ケアへの注目が高まり、インソールが日常ケアに定着


身体を支える「足元」への関心も高まった一年でもあった。既存の靴にインソールを入れ替えるという手軽なケアは、メディア露出をきっかけも相まって一気に普及した。
足形を左右差も含めて把握できる計測体験は、スポーツイベントやゴルフ大会の会場でも注目を集め、計測を起点にインソール購入へとつながる動きなどが見られるようになった。
また、製造業や物流、小売業など立ち仕事の多い職場では、従業員向けにインソールを支給する事例も増加。
足元ケアは、アスリートだけでなく「働く人の日常ケア」として定着し始めているようだ。
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腰痛ケアは“その場しのぎ”から“原因に向き合う”時代へ


多くの人が経験する腰痛についても、考え方に変化が見られた年だった。一時的に痛みを和らげるのではなく、姿勢や身体の使い方といった原因を評価し、個々に合った運動を通じて根本的な改善を目指すニーズが高まっていっている。 こうしたアプローチは、腰痛ケアの新たな選択肢としてより広がりを見せていくようだ。
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在宅医療では“早く気づく”ためのケアが重視


医療分野では、高齢化や医療費増大を背景に、治療以前の段階で不調やリスクを把握する重要性が高まっている。
診療所や在宅医療の現場では、その場で状態を確認し、迅速な判断につなげられる医療機器へのニーズが拡大したのだ。 場所を問わず使える小型・軽量の機器は、初期対応やスクリーニング用途として注目、活用されている。
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2026年に向けて、身体ケアの選択肢はさらに広がる
2025年は、リカバリーウェア市場の成長に象徴されるように、身体ケアを「特別なもの」ではなく「日常の当たり前」として捉える意識が広がり、ケアに対する考え方そのものが高度化していったといえる。それは、スポーツ、日常生活、医療といった領域を横断して、「身体とどう向き合うか」がより明確になった一年でもあったからだ。
2026年は、スポーツや日常の声、医療現場の声を起点とした製品やサービスの進化がより進み、身体ケアはさらに身近で多様なものになりそうだ。
「ザムスト/メディエイド」(日本シグマックス株式会社)について
ザムスト(ZAMST)とメディエイド(MEDIAID)は、日本シグマックス株式会社が展開するサポーター・ケア用品ブランド。ザムストが主にスポーツ向け、メディエイドが主に日常生活・医療・仕事向けとなっている。
ザムストは「医療の現場で培った知識」をスポーツに応用し、メディエイドは「整形外科医監修」などで一般の身体の悩みに寄り添う製品を提供している。
公式HP▶https://www.sigmax.co.jp/


